山とアウトドアファッションを愛する女子のための情報サイト

 
  • ホーム  >  
  • レポート  >  
  • 山ガール・チャレンジ実習「雪山登山にチャレンジ(2)天狗岳」取材レポート

山ガールネット最新イベント情報

  • 山ガール・カレッジ
  • 山ガール・チャレンジ
  • 秘湯「稲子湯」宿泊&スノートレッキング体験ツアー
  • 神津島 春の天王山トレッキングツアー
  • モニターイベント 安達太良山スノーハイク
  • 山ガールネットx はとバス 早春の日帰りトレッキングツアー
  • 山ガールのために贈る グルメ・ハイキング・星空観賞 自然を愛する済州の旅

レポート

山ガール・チャレンジ実習「雪山登山にチャレンジ(2)天狗岳」取材レポート

2014.03.17(Mon)

3月1日(土)〜2日(日)に黒百合ヒュッテ泊で行いました「山ガール・チャレンジ実習 雪山登山にチャレンジ(2)天狗岳実習」のレポートをお届けします。

目指す天狗岳:東天狗岳は標高2,640m。
行程1日目は、渋の湯登山口〜黒百合ヒュッテまでの標高差約550mを3時間程で登ります。
山小屋に到着後、小屋前の斜面で雪上講習会(急斜面の歩き方、下り方、トラバ—スなど)を行い、夕食を食べ就寝。2日目は、黒百合ヒュッテから中山峠を通り東天狗岳を目指します。

▼渋の湯の登山口で、雪山装備をしっかりと確認して出発です!登山口には、登山届ポストがあります。

▼鉄の橋を渡って山の中へ。

▼登山口の渋の湯から黒百合ヒュッテまでは、北八ケ岳特有のシラビソなどの森が続き、穏やかな雪山歩きが楽しめます。

▼途中からアイゼンを装着します。

▼動物の足跡があちらこちらに。

▼緩やかですが登りが続きます。

▼視界が開けてきましたが霧で囲まれています。

▼黒百合ヒュッテに到着しました!

▼荷物を置いて、すぐに雪上講習会開始です!2チームに分かれて講習を行います。

▼まずは、雪崩の危険度を判断する弱層テスト。積雪内の弱い層の上につもった雪が崩れる表層雪崩が起こる仕組みについて丁寧に教えていただきました。

▼もう一方のチームはアイゼンとピッケルで雪山を歩く方法(直登、下り、トラバース)などを学びます。

▼スコップで雪を削り、積雪による層を確認します。

▼本格的な雪山では、雪崩ビーコン・スコップ・ゾンデのセルフレスキュー3点セットの個人装備に必要になります。この雪崩ビーコンは小型の電波発信&受信機で、雪崩に巻き込まれた人の埋没地点を特定するのに威力を発揮します。雪崩ビーコンは講習会などに参加して使用法をしっかりマスターしておくことが大切です。

▼チームに分かれて、埋めたビーコンを探す練習を行います。ゾンデは雪面に突き刺しながら埋没者を検索する長い棒状の物で、スコップは埋没者を掘り出す時に必要となります。

▼雪崩による埋没者は、15分以内に発見・救助出来れば生存の可能性が高いとされているため、チームで協力し時間内に探し出します。

▼埋められたビーコン発見!!迅速なレスキューには、チームワークと、雪崩ビーコン・スコップ・ゾンデのセフルレスキュー3点セットが必須です。

▼ピッケルとアイゼンを使った雪上歩行練習。一歩一歩確認しながら何度も何度も行います。

▼トラバースとターンの練習は特に念入りに行いました。

▼最後は、ピッケルを使った滑落停止を練習しました。真剣な表情で、何度も急斜面にチャレンジし、コツを掴んだ皆さんはとても楽しそうでした。

▼雪の振る寒い中、なかなかの急斜面での2時間ほどの雪上講習会は無事に終了しました。

▼山小屋の薪ストーブの前で冷えた体を温めます。

▼夕食は、ハンバーグ。

▼ホットワインやビールも注文していただくことができます。

▼みんなで天気予報を確認した後のミーティング。天気は、一晩に20cmの降雪があるかもしれない状況のため、明日は積雪状況により雪崩が発生する危険が高くなるため、注意が必要であることを講師より伝えられました。状況によっては、ルート変更もしくは天狗岳登頂は断念しなければならいということでした。

▼参加者の方のカラフルなウィスキーボトル(サントリー『角』入り)と、かわいい Kuropp(黒百合ヒュッテのコップ)♪

▼薪ストーブのある談話スペースでくつろいだり、パッキングの整理をしたり就寝までの自由時間。人気の山バッチやオリジナルてぬぐいの種類も豊富です。8時半消灯。

▼朝5:30。朝食準備真っ最中の食堂。

▼卵がほんとうに美味しい♪たまごかけご飯専用のお醤油も最高!と、皆さんおっしゃっていました。

▼ご飯をおかわりされている方もたくさんいらっしゃいました。

▼7:00出発。心配されていた降雪は20cm程。現場の状況を確認しながら天狗岳へ行くことにしました。

▼黒百合ヒュッテのテント場の様子。

▼まずは、中山峠を目指します。

▼フワフワの新雪。トレースはありますが、一歩登山道を踏み外すと、足がずぼっとはまります。

▼森の中は、まるでおとぎの世界。

▼ほどなく、中山峠に到着しました。

▼皆さん、とっても元気です!

▼講師の判断で、天狗岳を目指すことになりました。

▼森林限界を超えてきました。

▼厳しい冬山の様子。

▼石の表面の模様からも、稜線上の厳しい寒さと風の強さが感じられます。

▼フードをしっかりとかぶり、時折吹く冷たい強い風にも負けず、2つの急斜面を登ります。昨日の雪上講習会の直登練習を実践します。

▼東天狗岳(標高2,640m)に全員登頂!
晴れていれば、南アルプス、秩父、浅間山を始め、北アルプス、中央アルプス、妙高連山など360度の迫力のある展望が広がりますが、今回はあいにくの天気のため、見ることができませんでした。

▼それでも、皆さん笑顔で登頂達成を喜ばれていました!ぜひ、またリベンジして今度は素晴らしい展望を見て感動していただければと思います。

▼雪や霧により視界が悪くなり、方向感覚を失うホワイトアウトの状況でもあるため、チーム一つとなってピストンで下山します。

▼急斜面は、積雪の影響もあり、一番安全な後ろ向きで慎重に下ります。

▼稜線上に吹く風は、ものすごく強いですが、森の中に入るとぴたりとなくなります。森のありがたさをとても感じました。

▼全員無事に黒百合ヒュッテに到着しました!少し休憩し、パッキングをしたらすぐに下山します。

▼積雪のため、昨日とは景色が全く違った森を歩くような気分でした。

▼唐沢鉱泉への分岐地点。

▼雪山ならでは凛とした冷たい空気と静かな森歩き。

▼最後の休憩地点。

▼渋の湯の登山口に戻ってきました。皆さん、お疲れさまでございました!

▼渋の湯登山口は、深い霧に覆われていて、まるで水墨画のような景色が広がっていました。最後に全体ミーティングをし、そのまま帰宅される方と、辰野館の立ち寄り温泉でゆっくり汗を流して帰られる方に分かれて解散しました。

今回の雪山実習では、あいにく天候には恵まれませんでしたが、雪山の魅力、雪山装備の総チェック、雪山の厳しさの体験、雪上講習会での様々な経験や判断などを学んで頂けたのではないかと思います。

今回の経験を活かして、より快適で安全で楽しい、今後の雪山チャレンジに役立てて頂ければ幸いです。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

カテゴリ:チャレンジレポート