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鈴木みきさん×松下沙織さん スペシャル対談「山とトイレ」

掲載日:

2019年07月17日

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人気イラストレーターの鈴木みきさんとエベレスト登頂も果たした女性登山ガイド松下沙織さんの対談が実現!テーマは「山とトイレ」。女性にとって悩ましい山でのトイレ問題についてお二人にお話しいただきました。

ゲストプロフィール

イラストレーター 鈴木みき
20代の頃に訪れたカナダで山に魅了され、帰国後様々な登山の仕事に携わる。
現在はイラストレーターとして執筆活動を行いながら、登山ツアーの企画・同行、講演活動などもこなす。著書に『悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門(平凡社)』『ひとり登山へようこそ!-女子のための登山入門(平凡社)』などがある。2017年より北海道札幌市在住。

登山ガイド 松下沙織
幼少の頃より登山をはじめ、大学卒業後、登山専門の旅行会社へ就職。仕事を通じて国内外の山々を巡り、登山ガイドの資格を取得。現在は登山ガイドとして独立をし、ヨガを取り入れた登山を案内しながら、高所遠征を行う。2015年までにヨーロッパアルプス7座、ヒマラヤは2018年までに6,000mから8,000m峰をエベレスト含む5座登頂。

女性にとって、山のトイレは命懸け

-今回は「山とトイレ」というテーマなのですが、やっぱり女性にとって、登山中のトイレは悩ましい問題なのでしょうか?
鈴木さん
私はあまり気にしないタイプなんですけど、「お花摘み(※山中のトイレがない場所で女性が用をたすこと)ができない。外では絶対にしたくない」という女性は多くいますよ。ツアーに同行していると、「今回のコースにトイレはあるか?」「次のトイレまで何時間かかるか?」は必ず聞かれるので、出発前にトイレ情報を共有することにしています。

松下さん
みきさんがおっしゃるように、私が案内するお客様の中にもそういう方はいらっしゃいます。登山初心者を対象としたツアープランの中で、「お花摘みに挑戦しましょう」という企画もやってみるのですが、その中でも、思い切れる人と、やっぱり敬遠してしまう方がいらっしゃいます。

鈴木さん
面白い、いい企画!

-トイレは登山道から外れた木陰などでするのだと思いますが、できない場所というのもあるのでしょうか?

松下さん
富士山のように森林限界を超えている山、岩の山、雪山なんてそうですね。隠れる場所がない。雪山でトイレのために命を落とした人もいらっしゃいます。

鈴木さん
命懸けだよ。

松下さん
隠す工夫としては、みなさん雨具を持ってらっしゃるんですが、雨具の上着をスカートのように巻いていただければ見えないで、できるんですね。なので、かからないように、汚れないように、自分の中の巻き方をマスターしていただければ、丸見えにならず、できることもあるので。

鈴木さん
私のおすすめは折りたたみ傘。パッと開いて、とりあえずは隠せる。

松下さん
完全に身を隠したい場合は、ツェルトがあると便利です。

思い出に残っているトイレ話

-お二人は数々の山に行かれていると思いますが、皆さんに伝えたいトイレ話はありますか?
鈴木さん
東北以北になると、バイオトイレで自転車こがされるんだよね。自動で回んなくって、自分で自転車こいで回すんですよ。あれがもうおかしくて(笑)。用を足して、パンツ履いて、自転車乗って。その姿が、自分でおかしくて、「なんで自転車こいでいるんだろう」って。

松下さん
私は昨年登ったエベレストの話なんですが。ベースキャンプにはトイレがあるんですが、キャンプ1からキャンプ4まではトイレがないんです。行動中にトイレに行きたくなったら、その辺ですることになるのですが、アイスフォールと呼ばれるいつ氷河が崩れるかわからない場所や、急斜面を登り続けなければならない道もあって、トイレ問題は本当に深刻でした。
遠征中はお腹がゆるくなることも多いので、夜用の生理用のナプキンを念のためにつけていることもありました。

-ナプキンではないのですが、最近、登山道入り口の売店や山小屋などに、もしものときの安心のために使い切り吸水ショーツが置かれているそうです。「花王 リリーフ パンツタイプ 超うす型まるで下着 1回分 ローライズ 女性用」という商品があるのですが、これを山で履いてみていただけますか?

鈴木さん
私が持ってるパンツなんかよりもかわいい。ピンクのパンツなんか持ってないですからね(笑)。

松下さん
こんなに小さいんですね。フリルが付いててカワイイ。

――――――(試着後)――――――

-実際に山で履いていただけたとのこと、ありがとうございます。まず、吸水ショーツを履いたのは初めての体験だったと思いますが、履き心地はいかがでしたか?

松下さん
ふわっと柔らかい肌触りで心地よかったです。ずっと履いていたいと思えるような安心感がありました。

鈴木さん
「おおー」って感じ。心地よくて何も気にならなかった。しかも、おニューじゃないですか、常に。だから、洗濯して使い古した下着よりも、「きれいなパンツを履いた」っていう気になりますよ。

-実際に山で履いた感じはいかがでしたか?
松下さん
登山やクライミング中も蒸れずに、擦れ感もあまりなく、肌に優しく馴染む履き心地でした。

鈴木さん
私も全然気にならなかった。「少し蒸らしてみようかな」と思って、少しペース上げたりしてみたんですけど、多少はあるよね、多少はね。でも、それって、女性だったら生理中とかも登ったりもすることもあるときに、心配だから、ちょっと大きめのナプキンとかをしたときに「蒸れたよな」みたいな程度の何か、そんなに「これだから、すごい蒸れた」っていうことではなくて、「そういうのをしてたら、このぐらいは蒸れますよね」っていう範疇でした。
ショーツのラインも目立たないし、ローライズだからウエストからはみ出たりしないし。

-特に気に入った点と気になった点(気になる点)を教えてください。

松下さん
雪山や岩山など、ハーネスを付けなければならない登山の時は、特に安心感があると思いました。
気になる点といえば、「ビショビショになるくらいに汗をかいた時どうなるんだろう?」ということと、縦走で2~3日連続使用した際の履き心地や耐久性ですね。

鈴木さん
気に入ったのは、なんとなく、かわいらしかったっていうのと、違和感がなかったっていうことは、本当に一番、驚いたことです。履いてて忘れてしまうっていうのは、本当に「あ、すごい忘れてた」っていうことが、たびたびあったので。
気になる点は、私は実際に山で“ちょこっとモレ体験(詳しくは体験レポートを見てね)”をしたのですが、瞬時に吸水してくれるわけではないので、一瞬それは気になりました。でも吸水後は戻らないので安心しました。

-長時間インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。それでは最後に、まだリリーフ体験していない方に、一言メッセージをお願いします。

松下さん
リリーフは、年齢問わず、すべての女性登山者におすすめしたいです。尿モレは加齢に伴うものだけでなく、体調不良によるものもありますし。「トイレが心配で山に行けない」という理由で行く山の選択肢が狭まるのは勿体ないので、リリーフを味方にして色んな山へ行っていただきたいです。私は自分で試してもみて、とても心強いお守りになると思いました。

鈴木さん
あらかじめ履いていることで安心というか、使わなかったら使わないでいいし、そういう装備の一つになるんじゃないかなって思います。「一度ぐらい試したらどうかな」というふうには思いました。
トイレへの不安はみんなあることなので、恥ずかしいことじゃない。でもやっぱり、まだ男女だとまだあんまり理解しきれてないところもあるのかなと思うので、リリーフがもっと登山者に浸透して、「今日は雪山だから、はいてきた?」ぐらいな感じで男性が女性に対して言えるようになればいいな。
一緒に行く仲間だったら、みんな安全なほうがいいわけなので。

松下さん
そうですね。もしものときの安心のために、みんなではけたらいいですね。

鈴木さん、松下さんが試した吸水ショーツ

花王 リリーフ パンツタイプ 超うす型まるで下着 1回分 ローライズ 女性用

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