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会津駒ヶ岳 | 山ガールのための山歩きガイド

ブナの緑濃い登山道を登ると、池塘や湿原が広がり、お花畑の楽園に。
標高差が少し大きいですが、登りきると別世界が山上に広がります。
駒の小屋でかわいいグッズ達も手に入れよう!
今回は夜行列車で行く会津駒ヶ岳のガイドをご紹介します。

エリア:

北海道・東北

ジャンル:

日帰り

レベル:

中級者以上

歩行時間(休憩含まず):

7時間

歩行距離:

約8km

最大標高差:

1,215m

アクセス:

東武鉄道 尾瀬夜行2355利用
東武鉄道「会津高原尾瀬口」駅よりバスで駒ヶ岳登山口まで1時間

東武鉄道「浅草駅」~駒ヶ岳登山口バス停

私鉄では珍しい夜行列車、尾瀬方面へのアクセスにはバッチリです。
浅草駅を23:55に出発、会津高原尾瀬口駅に03:20頃到着します。
会津高原尾瀬口駅からの接続バスは04:20出発、駒ヶ岳登山口バス停05:20着。
車内で少し仮眠でき、尾瀬に向かうバスに乗り換えてそのまま登山口に到達できるのがうれしいですね。
※バスに乗りかえる時、運転手さんに駒ヶ岳登山口で下車希望と伝えておきましょう。

こちらは北千住駅の特急ホーム

尾瀬夜行2355の列車

会津高原尾瀬口駅

尾瀬夜行2355乗車記念バッヂ。接続のバスの車内でもらえます

★レポーターメモ★
・切符はあらかじめ予約の上、事前に買っておくこと。発車直前には購入できません。
・女性専用車両もあります。最後の停車駅を過ぎて席に余裕があれば脚も伸ばせます。
・車内販売などはありません。飲み物や朝食は買ってから乗車を。

駒ヶ岳登山口バス停~滝沢登山口(歩行時間:約30分)

国道352兼401号線のバス停で下車すると、沢沿いの登山道入り口が目の前。
立派な建物のトイレがあり、身支度するポイントとして助かります。
トイレから舗装された車道か、山道のショートカットを進みます。

目印となるしっかりとした建物の登山口のトイレ

女性用は2個室(水洗洋式)、ペーパーも有ります

登山口近くの駐車スペース

★レポーターメモ★
自家用車の場合、登山口近くまで登れますが、駐車スペースは20台程度。
満車の場合は戻って、国道沿いの駐車場に。

滝沢登山口~水場~駒の小屋(歩行時間:約3時間)

しっかりとした階段から登山道が始まります。登山届はこちらで提出できます。
初めは急なつづら折れ、その後は樹林帯の中、ゆるゆる高度を上げて行きます。
標識があってわかりやすい水場は、登山道から急な斜面を数分下ったところです。
このあとに水場はありませんので、補給する場合はこちらで。
水場を過ぎしばらく行くと、見晴らしが開け、左手には尾瀬の燧ヶ岳、やや後方には日光白根山の山頂部が見えるようになります。展望のすばらしいベンチスペースがあり、休憩にはおすすめです。
登りが緩やかになり、足元には木道が現れます。小屋が見えてくるこのあたりから、湿原状の斜面となり、木道の周りにはお花が。ドウダンツツジの仲間や、コバイケイソウ、時期によってはワタスゲやハクサンコザクラも見られることでしょう。

登山のスタートは階段から

深い緑のブナ林の道

水場あたりまでは樹林帯、歩きやすい道です

緑と青空を見上げながら

登るにつれ、尾瀬燧ヶ岳の山頂が見えてきます(7月下旬頃の様子)

ワタスゲ(7月下旬頃の様子)

駒の小屋が見えてきました(7月下旬頃の様子)

チングルマの花(7月下旬頃の様子)

駒の小屋~会津駒ヶ岳山頂(約30分)

ひと登りで駒の小屋に到着。目の前の池塘の周辺はお花畑になっており、水面に映る山頂と共に、山頂風景写真撮影にはもってこい!
小屋内のかわいいグッズが並ぶ売店コーナーを覗けば、背中にスローガンの入った有名な小屋限定Tシャツや、山バッチも。お菓子などは小分けで少しずつ売られています。
別棟の小屋のトイレは清潔で、広々としており、着替えもできそうなくらいです。
小屋からは山頂が目の前。木道を踏み外さないようたどっていけば僅かな登りで山頂に。山頂には低く樹木が茂っており、展望は今一つですが、途中の斜面から尾瀬や越後方面の山々を見る事ができます。

駒の小屋に到着

木製のかわいいオブジェ 探してみてね

駒の小屋の前には広い池が 木道を歩いてみましょう(7月下旬頃の様子)

売店コーナー 掘り出し物はあるかな

別棟のトイレはとても清潔 壁にはこんな書き込みが

小屋前のハクサンコザクラ群生(7月下旬頃の様子)

山頂への道 日陰で濡れている木道では滑らないように注意

会津駒ヶ岳に登頂!がんばりました~♪

山頂からの山座同定にパノラマガイドが。百名山はいくつ見えるかな

会津駒ヶ岳を代表するお花 ハクサンコザクラ(7月下旬頃の様子)

会津駒ヶ岳山頂~滝沢登山口(約3時間)

山頂からは滝沢登山口にピストンで下りるのが一番早いですが、時間に余裕があれば山頂から中門岳方面を往復するのも一興。
また小屋から尾瀬方面に進み、キリンテ口に下山するルートもあります。
会津交通バスが会津高原尾瀬口駅まで走っています。
特急の本数は少ないので、乗り継ぎはあらかじめ調べておくとよいでしょう。

燧ヶ岳ともさようなら、白い花はコバイケイソウ

登山バッヂ

駒の小屋のTシャツ

駒の小屋の宿泊者限定Tシャツ

駒の小屋Tシャツ 胸のロゴ かわいいデザインですね♪

駒の小屋外観 駒の小屋は会津駒ヶ岳の魅力の大きな要素です

★レポーターメモ★
・帰りの日帰り入浴は、「駒の湯」「燧の湯」がオススメです。

このコースが掲載されている地図

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