caravanトレッキングシューズ「GK86」体験モニターレポート（2）

これまでトレッキングシューズと言えば軽さ重視のお気に入りメーカー１本だった私。
現在使用しているメーカーのものは、軽くて滑らない！私にとってはとてもお気に入りの１足です。・・・が、あまり可愛くない。もうちょっと可愛ければ最高なのに・・・。と常々思っていました。これまで日帰り登山の低山ばかりでテント泊や縦走は未経験。関西の登山部に入ったことだし、これからどんどん挑戦していきたいなと考えていました。
高山や縦走の時のトレッキングシューズはどうだろう？軽さ重視で大丈夫かな？と思っていた時に山ガールネットの『Caravan GK86体験モニター』に応募、ラッキーな事にモニターに選んで頂きました。
普段の靴のサイズは23cm、トレッキングシューズは24cmを選びました。

届いた現物（GK86ネイビー）の第一印象は・・・
ゴツ可愛い！！あれ？以外と軽い・・・これはいける。でした。笑

ちなみにこれまでハイカットの足首にあたる感じが苦手で、ハイカットを遠ざけてきたのですが、GK86は履いてみると足首にあたる面が柔らかい。これだったら歩きっぱなしでも痛くならないかも？と思いました。先に結果だけ報告すると・・・痛くならなかったです！

ゴールデンウィークに2泊3日の熊野古道テント泊を予定していたので、早速GK86と行ってきました！

1日目はほぼトレッキングなしで、熊野本宮大社でお参りし川湯温泉近くのテント場へ。
2日目、小口キャンプ場まで約5時間のトレッキング。足首が痛くならないか心配だったので、靴紐は一番上のフックを外した状態で歩きました。履き心地はソフトで、ソールは硬め。のっぺりとした私の足の形では分厚い靴下を履くと少し窮屈に感じるので登山靴下は分厚くないものを。
新緑の季節、やはり景色は最高です。
熊野古道は景色が綺麗で歩くだけで癒される・・・と思っていましたが、甘かった。
石段が多く、ゴツゴツした石もたくさん転がっていて、想像以上にハードでした。
ソールが硬めだった事で、石を踏んだ時の感触も足裏に響かず、つま先でグッと登った時には踏ん張りが効きました。
下山した頃にはフラフラでしたが、小口キャンプ場の温泉（旧小学校内にあります。雰囲気が素敵！）とキャンプ場近くにある南方商店の生節が絶品でホクホクした気持で疲れもそこまで溜まらず眠ることが出来ました。

３日目、小口キャンプ場から那智大社まで約8時間の行程。
心配していた足首も全然痛くならなかったので、靴紐のフックは一番上まで掛けて足首をしっかりホールドした状態でトレッキングスタート。
出端から心折られる石段の登り坂。登って登ってまだ登る。越前峠を越えてもまだまだ登り。何回心臓破れたことか・・・
ザックも重いし途中から足の裏が疲労で痛くなってきて重だるい感じに。
しっかりお昼休憩を取り、シューズを脱いで足を解放。
毎回思いますが、ひたすら歩いた後にトレッキングシューズを脱いだ時の解放感は最高ですね。
休憩が終わる頃には足裏の痛みもなくなり、トレッキング再開。
台風被害の影響で迂回ルートとなり、川の近くを通り所々に湿って滑りそうなところがありました。が、GK86滑りませんでした！
歩いて歩いて、いつ着くねん！と何回もボヤいた那智大社。着いた時の感動はきっと一生忘れません。本当にしんどかった！笑

想像以上に厳しいルートでかなり疲れましたが、2泊3日無事に熊野古道トレッキング終了することができました。
心配していた足首は全く痛くなりませんでした。疲労が溜まった足裏も、お風呂に入って寝て起きたらすっかり良くなっていました。
GK86トレッキングシューズ、3日間足を守ってくれてありがとう。（＾＾）

失礼な話、これまでCaravanに持っていた印象は、可愛いけど機能性には欠ける、そして重い。でした。（履いたこともなかったのにすみません！）
GK86は見た目もゴツ可愛いし（後ろ姿も可愛い！）、ソールも硬めでガッツリ登山する時にはとても良いシューズだと思います。そして軽い。軽さ重視の私としては、ここが大きなポイントでした。
一番良かった点は、足首が痛くならなかったこと！足首にあたる面がメッシュ素材で柔らかくできていて、ずっと歩きっぱなしでも痛くなる事はなかったです。
ハイカットシューズで恐れていた足首が痛くなる問題が見事解決されました。

GK86以外のCaravanシューズを履いたことはありませんが、このGK86トレッキングシューズはお勧めです！GK86を履いた事で、Caravanの印象がガラっと変わったので、今後は他のシューズも試してみたいと思います！