「山コン・トレッキング in 御嶽山」取材レポート
- 掲載日:
2016年08月05日
イベントレポート
2016年7月16日(土)~17日(日)に開催しました、山をもっと好きになる、山で新たな出会いを!山ガールネット×木曽町観光協会『山コン・トレッキング in 御嶽山(2日間)』の取材レポートをお届けします。
20~45歳独身男女で登山やアウトドアアクティビティを楽しむ「山コン」。今回の開催地は、山コン初となる“長野県木曽町”です。
▼▼木曽町観光協会ウェブサイト▼▼
http://www.kankou-kiso.com/
▼今回、東京(新宿)から長野県への移動は電車とバスを使用します。JR特急あずさで「茅野駅」まで移動します。車内では席を移動しながらの自己紹介が行われます。コミュニケーションが苦手な方も大丈夫!共通の趣味「登山の話題」がありますから!
▼茅野からはバスに乗り換えて移動します。
▼登山ガイドを担当する辻中さんから、御嶽山の歴史や現状についてご説明いただきました。まだ入山規制が一部で続いている御嶽山ですが、もちろん今回のツアーでは規制エリア外の安全なルートだけを通ります。
▼朝早い出発でしたが、寝ている人は皆無。登山の話だけでなく、様々な話題で盛り上がっています。
▼昼食会場の「くるまや国道店」に到着。丁度お昼時ということもあり、団体の私達以外にも地元の方や観光客が多く来店されていました。
▼みんなでいただきます!
▼自家製粉、挽きたて、打ちたてのお蕎麦の味は最高でした!
▼食事の後は、明日の御嶽山登山を前に献花台がある「太陽の丘公園」を訪れ、2年前の噴火で犠牲になられた方々のご冥福を祈り、全員で献花を行いました。
▼ここで木曽町観光協会の須藤様と松永様よりご挨拶をいただきました。噴火により、58名の死者と5名の行方不明者が出た御嶽山ですが、木曽町にとって御嶽山は貴重な観光資源でもあります。登山や御嶽山を愛する方々が、安全を確認された上で、一人でも多く木曽町に訪れていただけることを期待します。
⇒御嶽山噴火災害に関する情報
▼この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れていれば御嶽山が正面に見える太陽の丘公園。
▼御嶽神社里宮にも立ち寄って参拝しました。
▼献花・参拝後はバスで移動し、御嶽山の据野に広がる「油木美林(あぶらぎびりん)」へ。ヒノキを中心とした大木が生い茂る原生林で、ここから御嶽山へと登る登山コースもあります。
▼まさに“苔むす森”といったこの風景はどこか屋久島に似た印象があります。
▼沢の水に手を入れると、思わず手を引っ込めたくなるような冷たさです!
▼油木美林に点在する滝を見に行きます。まずは「不易の滝(ふえきのたき)」を目指します。
▼ちょうど御嶽山四合目に位置する「不易の滝」。この日は連日の雨不足で水量が少なめでしたが、それでも岩を伝うように流れ落ちる水の流れがとても綺麗でした。
▼こちらは「不易の滝」とはまた印象が異なる「こもれびの滝」。こちらの滝は水量が多く、美しさだけでなく迫力も感じられる滝でした。
▼名前の通り、木漏れ日が時折差し込みます。
▼息を呑むほど美しい光景に、たくさんの参加者の方が写真を撮られていました。
▼この日のアクティビティを終え、宿へ向かう前に立ち寄ったのは、「道の駅 木曽福島」。地元で採れた新鮮な食材が数多く並びます。
▼道の駅に寄るとつい探してしまいます。ここのソフトクリームはブルーベリー味。木曽町の開田高原では、収穫時期になるとブルーベリー狩りに多くの方が訪れます。
▼地酒は、湯川酒造店の「木曽路」、七笑酒造の「七笑」、中善酒造店の「中乗さん」などが有名です。
▼「木曽ワイン」もありました。
▼胃腸薬「百草丸」で有名な日野百草本舗から、新商品「百草錠」が新発売しました!
▼宿泊は、御嶽山や木曽駒ヶ岳の展望を満喫できる「木曽駒高原ホテル」。清潔感のある快適な客室、ボリューム・質共に充実したお食事、大自然を望みながらゆったりと疲れを癒せる露天風呂など、大変居心地のよいホテルです。夕食時間となり、全員レストランに集合し、食事をいただきました。
▼地元食材を使った料理をとても美味しくいただきました。
▼なんと!食べ放題のとうじそば。カゴに入れて鍋の中で少し泳がせ温まったそばをつゆと一緒にいただきます。開田地方の伝統的なおもてなし家庭料理です。
▼夕食会場の窓から見える御嶽山。今日はずっと雲の中でしたが、山頂部分が少しだけ姿を現しました。
▼夕食後はホテルに隣接する「いこいの森」にて星空観賞。満天の星空とはいきませんでしたが、夏の星座をいくつか観ることができました。
▼星空観賞の後はホテルに戻って懇親会を行います。木曽町観光協会の須藤様から、日本酒の差し入れをいただきました!
▼日本酒は大人気!あっという間に無くなりました!
▼懇親会場の片隅にはスイカもありました。このスイカは、なんと参加者男性のお一人が「みんなで食べよう」と差し入れてくれたものなのです!こちらの男性の好感度が急上昇したのは間違いないでしょう!
▼楽しかった懇親会もそろそろお開きの時間が迫ってきました。
▼1日目の夜には好印象の異性に投票していただきます。女子トークを繰り広げながら投票する女性の皆さん♪
明日はいよいよ御嶽山登山。楽しみです!
▼御嶽山登山は「御岳ロープウェイ」を利用します。ロープウェイ乗車前に木曽町観光協会の須藤様より、木曽町観光協会が販売するペットボトル入りの水についての説明がありました。
2年前の噴火により水を引けなくなった山小屋のために、「恵みの水を山小屋へ」とメッセージが入ったこの水を山小屋に届けようと企画されたそうで、趣旨に賛同した登山者に販売をしています。今回は山コン参加者の皆さん全員に水をご購入いただき、山小屋へと運んでいただきました。尚、売り上げの一部は噴火災害犠牲者の慰霊碑建立に充てられる予定です。
▼「御岳ロープウェイ」標高1,580mの鹿ノ瀬駅から標高2,150mの飯森高原駅までは、全長2,330m、標高差580mを片道約15分で往復運行しています。
▼乗車口には入山規制に関する情報が掲載されています。最新の情報を確認して安全な山行を行いましょう。
▼同じグループの男女で乗車いただきます。
▼この日はあいにくの雨で全く見ることが出来ませんでしたが、ゴンドラ内にはゴンドラから見える山々が紹介されていました。
▼山コン恒例の男女ペアでの準備体操。雨でもやります!
▼ガイドの辻中さんより楽な登り方と安全な下り方を教わります。ただ登るだけではなく、こうしてプロに登山時のノウハウを教われるのも山コンの魅力です。
▼グループに分かれてトレッキングスタート!飯森高原駅から御嶽山八合目の山小屋「女人堂」を目指します。
▼七合目の「行場山荘」を通過します。
▼八合目までは樹林帯の中を歩くため、風雨の影響はあまり感じずに済みます。
▼雨の登山の良いところは緑が鮮やかに見えること。八合目までの道中でたくさんの高山植物を見ることができました。
▼雨が降ったり止んだり不安定な天気の中、時折休憩を交えながら八合目を目指します。
▼ようやく八合目の山小屋「女人堂」が見えてきました。
▼鳥居と霊神碑群の背後に御嶽山の稜線が見えるはずなのですが、残念です。
▼下から持ってきたペットボトルの水を山小屋の方に渡すと、木曽町観光協会発行の登拝記念証をもらえます。
▼山小屋のご主人より、噴火の際の様子や現在の御嶽山についてお話をお聞きしました。
▼下山前に全員で集合写真を撮りました。
▼雨で滑りやすくなっている登山道を慎重に下りて行きます。六合目の中の湯まで下山します。
▼七合目の「行場山荘
▼もうすぐ中の湯。
▼中の湯に到着。バスに乗り、温泉へ移動します。
▼「やまゆり荘」で温泉に入ります。源泉かけ流しの本格的な温泉です。
▼バスに戻ると木曽町観光協会より参加者の皆さんに嬉しいプレゼントが!木曽町にある複数の温泉の成分を研究して作られた入浴剤と御嶽もなかを全員にプレゼント♪
▼温泉でさっぱりした後に向かったのは、開田高原にある「木曽馬の里」。ここで最後のアクティビティ乗馬体験を行います。
▼補助の方が付いているので初めてでも安心です!
▼1周約3分の周回コースをゆっくりと回ります。
▼こちらは木曽馬の里にいる馬の相関図。
▼木曽馬の里を後にする時間がちょうど閉園時間と重なったため、厩舎に引き上げる木曽馬の行進を見ることが出来ました。
▼木曽町での滞在時間もあとわずか。最後に「道の駅 日義木曽駒高原」に立ち寄って買い物をしました。
▼最後に2日間お世話になった木曽町観光協会の須藤様と松永様よりご挨拶をいただき、木曽町を後にしました。
▼バスの中では、木曽町と登山に関する問題をみなさんにテスト形式で回答いただく「山コンクイズ」を実施しました。
▼成績上位者にはプレゼントも♪
▼そしていよいよカップルの発表です。今回のツアーでは、2組のカップルが誕生しました♪
▼めでたくカップルになられた女性には、御嶽神社の御守りもプレゼントさせていただきました。
残念ながらカップル成立とはならなかった他の参加者の皆さんも、連絡先を交換して再会を誓い合っていらっしゃいました。
この機会を利用して、今後もよい山トモとしてお付き合いを続けていただけたら幸いです。
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