陣馬山 | 山ガールのための山歩きガイド
歩きやすく初心者にも人気の陣馬山(標高857m)。シンボルの白馬の像がある広々とした陣馬山山頂からは、丹沢の山々に富士山、北は奥多摩の山々、神奈川市内や東京の街並みなどの素晴らしい眺望が広がります。「関東の富士見百景」「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
- エリア:
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関東
- ジャンル:
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日帰り
- レベル:
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初心者〜初級者
- 歩行時間(休憩含まず):
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2時間半(※神奈川県側から陣馬山に最短時間で登れるコース)
- 歩行距離:
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約5.6km
- 最大標高差:
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529m(最高地点:陣馬山山頂857m、最低地点 陣馬高原下バス停328m(和田バス停350m))
- アクセス:
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バス(藤野駅⇔和田)で約15分
●藤野駅~登山口(30分)
>>バス時刻表(藤野駅→和田)
▼JR藤野駅。トイレは、改札を出て右手の藤野観光案内所奥にあります。
▼JR藤野駅からバスで約15分乗車し、「和田バス停」で下車します。※土日は、午前中発が8時・9時台しかないので注意しましょう。
▼県立陣馬自然公園センターに隣接した「和田バス停」に到着。
▼男女別のトイレがあります。
▼階段を降りて、和田集落を道路沿いに車道を進みます。
▼5分ほど歩くと右手に登山口がありますが、そこには行かずにさらに10分ほど歩きます。
▼右手にこの木の標識を見つけたらここが登山道入口です。「陣馬山」方面へ進みます。
▼見上げると、陣馬山登山口という石碑、急な坂と民家が見えます。
▼民家の庭を横切る感じで矢印に沿って進みます。
★藤野観光案内所(ふじのね)★
JR中央本線「藤野駅」のすぐとなりにある、藤野エリアの観光案内所。地域の古民家の廃材などを使った棚や机が暖かい雰囲気を演出しています。
館内には観光パンフレットなどを配布しているほか、地域の芸術家の作品や藤野の特産品・土産品の販売もしています。(営業時間:午前8時30分から午後5時まで)
★レポーターメモ★
・和田バス停から進むと3~5分ほどですぐに、登山道の入り口がありますが、それは無視して、次の登山道まで進みます。
●登山口~一ノ尾根(和田第1合流点)(40分)
▼民家の裏を上がっていきます。途中、展望がよいと富士山を望めます。
▼舗装路を3~5分ほど歩くと
▼山道に入ります。
▼樹林帯の登山道を穏やかに登っていきます。
▼標識は、「陣馬山方面」へ進みます。
▼さらに、整備された登山道を進むと
▼一ノ尾根(和田第1合流点)に到着。丸太のベンチが置かれています。
▼標識は、「陣馬山方面」へ進みます。
▼登山道をはさんで左側が落葉広葉樹、右側が針葉樹の尾根道を進むと
▼一ノ尾根(和田第2合流点)に到着。
▼ここにも丸太のベンチが置かれて、休憩スポットになっています。
●一ノ尾根(和田第2合流点)~陣馬山(30分)
▼木の根が張り出した登山道を進みます。
▼次第に、落葉広葉樹の大木などが目立ってきます。紅葉の季節も楽しめそうです。
▼山頂に近付くにつれて、傾斜がきつくなってきます。
▼階段は息を切らさないようにゆっくりと登りましょう。
▼視界が開けて、空が見えてきました。山頂はもうすぐ!
▼標識は、「陣馬山方面」へ進みます。
▼陣馬山山頂には3軒のお茶屋さんがあります。その一つ「清水茶屋」に到着。
▼山頂まではもう一登り
▼陣馬山のシンボル!天を仰いでいるような白馬のモニュメントのある陣馬山山頂(標高857m)に到着。陣馬山山頂からは、丹沢の山々に富士山、北は奥多摩の山々、神奈川市内や東京の街並みなどの360度の素晴らしい眺望が広がります。
▼陣馬山は、「関東の富士見百景」「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
▼トイレは山頂から少し降りたところにあります。
▼こちらがトイレです。少し暗いのでヘッドランプ、ティッシュと手拭き用のウェットティッシュがあると安心です。
▼広々とした山頂は、山ごはんや山カフェにもぴったりの場所です。もちろん、お茶屋さんでゆっくりと山菜うどんやそば、おでん、夏はかき氷やアイスクリームをいただくのもおすすめです。
●陣馬山~新道登山口(陣馬山新ハイキングコース)(40分)
▼下山は、陣馬高原下バス停へ。信玄茶屋とトイレの間にある登山道を進みます。
▼登山道はよく整備されています。
▼すぐに標識が現れます。
▼陣馬高原下バス停への最短ルートはここを右に曲ります。(※まっすぐ木の階段を降りると和田峠方面へ下ります)
▼この小さな看板が「陣馬高原下バス停」の目印です。見落とさないように。
(※もし見落としてしまっても、20分ほどで和田峠に到着し、和田峠から車道を50分ほど歩くと陣馬高原下バス停に到着するので慌てなくて大丈夫です。)
▼雑木林の少し細い道を10分ほど歩きます。
▼広い道にでたら標識を確認し、「陣馬高原下バス停」方面へ進みます。
▼標識は何度も出てきますので、必ず確認してから「陣馬高原下バス停」方面へ進みます。
▼このあたりから、雑木林の広い尾根道になります。
▼登山道をはずれないように、木の根に注意しながら下ります。
▼傾斜はゆるやかだったり、急斜面になったりします。
▼標識「陣馬高原下バス停」方面へ進みます。
▼沢が近い登山道になりますので、植生が少し変化してきます。
▼道路が見えたら、「新道登山口(陣馬山新ハイキングコース)」に到着です。
★レポーターメモ★
・下山ルートで一部、登山道が狭い部分や粘土質ですべりやすい箇所があるため、かなりの雨量の雨天時は、ピストン(行きと同じルートを下る)をおすすめします。
●新道登山口(陣馬山新ハイキングコース)~陣馬高原下バス停(20分)
▼車道に出たら右に道なりに進みます。
▼15分ほど車道を歩いてゲートをくぐります。
▼道なりに進んで、
▼水色の橋を渡り、左へ曲がると
▼すぐに、自動販売機と「陣馬そば 山下屋」。バスの出発時間まで時間があれば立ち寄って休憩するのもおすすめです。
▼さらに少し進むと、すぐに「陣馬高原下バス停」に到着します。
▼この建物はトイレです。とても綺麗です。
>>バス時刻表(陣馬高原下→高尾駅)
●陣馬高原下バス停~高尾駅(40分)
▼「陣馬高原下バス停」から、「高尾駅北口」まではバスで約40分。
▼高尾駅併設のおしゃれカフェ「一言堂」に立ち寄ってみるのもおすすめです。
★レポーターメモ★
・陣馬山は、初心はから上級者までが楽しめる様々な登山ルートがあります。自分の体力や技術にあったコースを楽しみながら歩いて、次は明王峠へ、その次は景信山へなどステップアップしていきましょう。
・陣馬山~景信山~城山~高尾山までの縦走コースは、約6時間(※休憩含めず)ほどのロングコースです。日没が早い秋などに歩かれる際は、早出の登山計画及びもしも日没になってしまった時のヘッドランプは忘れずに携行しましょう。
・陣馬山に行かれる際は、必ず下記の地図のどちらかを携行しましょう。初心者の方は特に、大変細かくルートや登山情報が記載されているので”高尾山・景信山・陣馬山 登山詳細図”がおすすめです。登山詳細図は、登山用品店などにも置いてありますので、一度地図を確認されてから購入されたい場合は、お近くのショップでご購入ください。