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レポートReport

【山ガールスペシャルイベント】Supported by finetrack『女性のためのテント泊登山入門』実習(瑞牆山)取材レポート

掲載日:

2021年06月13日

イベントレポート

6月12~13日に行いました【山ガールスペシャルイベント】Supported by finetrack『女性のためのテント泊登山入門』実習(瑞牆山)の取材レポートをお届けします。

▼前回の竜ヶ岳実習に引き続き、テントをベースとして登山を楽しむ体験実習を行います。
場所は山梨県に位置する日本百名山の1つ、「瑞牆山(みずがきやま)」です。
まずは登山口で各自の自己紹介を行います。

▼簡単な準備運動をしたら出発です。竜ヶ岳の時とは違い、テント泊の荷物をすべて背負ってテント場まで登らなければなりません。

▼いつもの荷物より重くて大変ですが、新緑のトンネルが疲れを癒やしてくれます。

▼登山道脇にはこのような巨岩がいくつも点在しています。

▼約1時間の登山を経て富士見平小屋のテント場に到着しました。この日のテント場は通常より混雑していましたが、私達のテントをまとまって張れそうな場所を確保することができました。

▼テント設営を行う前に、finetrackゼネラルマネージャーの平川さんに、設営のお手本を見せていただきます。設営するテントは、皆さんにお貸し出ししたfinetrackの山岳テント「カミナドーム」です。

▼話しながらも実に素早く正確にテントを張る平川さんに、見ている皆さんからも「すごーい!」という声が上がっていました。

▼あっという間に完成です。鮮やかなオレンジのフライシートが新緑に映えますね。

▼早速皆さんにも設営していただきます。

▼「テントに負荷を掛けない」「無駄な動きを少なくする」という平川さんのアドバイスを頭に置きながら、皆さんはじめてのテント設営に挑んでいます。

▼みなさんはじめてとは思えないほどお上手で、次々とテントが完成して行きます。

▼テントの中に1つだけ異質なテントが!これは平川さんが使用する簡易テント(ツエルト)です。元々finetrackは先行して販売されていたツエルトの支持が高く、そこから山岳テントも作ることになったそうです。

▼ズラリと並んだカミナドーム。私達のエリアはもちろんですが、テント場の他のエリアを見渡してもカミナドームのテントが幾つも張られていました。

▼テント場のすぐ近くには山小屋があり、売店も夜20時過ぎまで営業しているので便利です。

▼トイレは山小屋宿泊客と兼用のトイレがあります。

▼自由休憩の後に再度集合して夕食に向けてのレクチャーを開始します。まずはバーナーの使い方と使用時の注意点を平川さんにご説明いただきました。

▼お店に行くと、火力、燃料、形状などが異なる様々なバーナーが売られています。ご自身の調理スタイルに合ったバーナーを選びましょう。今回希望者にレンタルさせていただきましたEPIのバーナー(写真右側のもの)は、軽量ながらも五徳が大きいので、個人から多人数の調理まで対応できて便利です。

▼竜ヶ岳の時に好評だったfinetrackスタッフ林さんのジャークチキン。今回も登場です。今回は前回よりも多く作って、参加者の方にも試食していただきました。

▼いつ見ても美味しそうです。試食した皆さんからも「初めて食べたけど美味しい!」という声をいただきました。

▼そして今回登山ガイドを務めていただく高月ガイドより、明日の瑞牆山登山について説明がありました。明日は早い時間から天気が崩れる予報なので、出発時間を早めるとのこと。状況に応じて行動時間を早められるのもテント泊のメリットですね。

▼そして夕食タイム。皆さんバーナーを使って様々な料理をお作りになられていました。

▼こうしてテントが近くの者同士で気軽にコミュニケーションが取れる点もテント泊の魅力なのではないでしょうか。
この日の晩は風がほとんどなく、快適にテント内の時間を過ごすことができました。

▼一夜明け、瑞牆山登山に出発します。幸いまだ雨は降り出していません。

▼序盤は少し登った後、沢筋まで下りて行きます。

▼沢を横切ったすぐ先にある桃太郎岩の前で休憩します。

▼桃太郎岩の横の階段を登った後から登山道の様子が一変します。

▼登山道は岩が露出した部分が多くなり、所々にある鎖場を通過して行きます。

▼瑞牆山はシャクナゲが咲く山としても知られています。ピークは過ぎていましたが、登山道脇に時々綺麗な花を付けたシャクナゲがありました。

▼「今日は雨さえ降らなければいいや」と景色には期待していませんでしたが、見事な雲海に浮かぶ富士山を見ることができました。やはり山は登ってみないと分かりませんね。

▼鎖場を通過して高度を上げていくにつれ、ロッククライミングで有名な大ヤスリ岩や、雲海に浮かぶ名峰が次々と現れて目を楽しませてくれました。

▼そして全員で瑞牆山の山頂に立つことができました!みなさん最高の笑顔ですね。

▼晴れている日とはまた違う展望も最高でした。

▼こうして間近に行ったことのない山々を見ると、「テント泊で行けるかな」と妄想が膨らんでしまいます。

▼休憩後、来た道を戻ります。

▼最後の方で雨が降り出してきてしまいましたが、岩が濡れて滑りやすくなる前に下りてくることができてよかったです。

▼テントに戻ってお昼休憩を取ります。

▼そして雨の中のテント撤収レクチャー。今回のように講師がいる時に雨の中での撤収体験ができてある意味みなさんラッキーだったのではないでしょうか。
まずは平川さんの説明をしっかりと聞きます。

▼雨の日はテントの中でテント以外の荷物をザックに詰めてしまい、荷物を外に出したら素早くテントを畳みます。「雨で濡れたフライを乾かすのは自宅に帰ってから。とにかくテント場ではさっさと撤収して早く出発すること」と平川さん。

▼雨の日の防水対策、パッキング術も教えていただきました。

▼そして撤収実践。みなさん雨の中でも手早く作業し、スムーズに撤収できていました。

▼予定より1本早いバス便に間に合うように下山を開始します。

▼雨の中の下山でしたが、皆さんのご協力のおかげで、誰も怪我もなくスムーズに下りてくることができました。
最後に皆さんから感想をいただきます。「最高のテント登山デビューができた」「今回カミナドームを使って快適だったけど、他のテントとの比較もしてみたい」「今回の実習で自信が付いたので他の山域でもテント泊してみたい」などのご感想をいただきました。

また今回のようなテント泊企画は続けて行きたいと思いますので、ぜひ機会があればご参加ください!

【協力】
finetrack
>>ブランドサイト
>>ウェブストア
>>Youtubeチャンネル

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