【山ガールスペシャルイベント】Supported by finetrack『女性のためのテント泊登山入門実習 in 金峰山』取材レポート
- 掲載日:
2021年10月18日
イベントレポート
10月16日~17日に行いました【山ガールスペシャルイベント】Supported by finetrack『女性のためのテント泊登山入門実習 in 金峰山』取材レポートをお届けします。
女性のためのテント泊登山入門実習は、アウトドアメーカーfinetrackご協力の下、10月16日~17日に金峰山にて行いました。
両日の実習の様子をお届けします。
▼1日目は金峰山の登山口の1つ、廻り目平キャンプ場でのテント泊実習を行います。
普段はfinetrackの直営店「TOKYO BASE」で接客を担当されているお二人から、テント泊のノウハウを学びます。
▼明日の金峰山登山のガイドを務めていただく石島ガイドと秋江ガイド。
▼まずはfinetrackの山岳用テント「カミナドーム」の特長をご紹介いただきました。
一番の特長は、軽さと居住性が両立されていることです。ここが女性にとってはとても魅力的なメリットなのではないでしょうか。
▼高い居住性を保ちながら収納時は超コンパクトになること、頭上空間が通常山岳テントの1.4倍もあること、前室が広いこと、フライや内張りを交換することで厳冬期も使えることなど、様々なメリットをお聞きできました。
▼続いてテント泊装備を上手にパッキングするコツを教えていただきます。今回は2日目が雨予報ということで、雨天への備えのお話もしていただき、参加者の皆さんもメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
▼そして設営されたテントを撤収する流れをご説明いただきます。使用するのはカミナドームの2人用「カミナドーム2」、今年から発売された新色のグリーンです。
▼まずロープの固定を解きます。
▼天頂部を掴みながらフライを折りたたんでいきます。
▼横幅を手のひらサイズくらいにして胸の前で折りたたみます。
▼空気が抜けやすいようにインナーテントのファスナーを少しあけ、グロメットからポールを抜きます。
▼ポールを押しながらインナーテントを外していきます。
▼そしてフライの収納と同様に、胸の前でくるくると丸めていきます。
▼ポールは中央から外していくと、中のゴムロープを傷めにくくなります。
▼続いて設営の流れの説明に入ります。ポールを下側に向けながら、ポールスリーブに通していきます。こうすることでテント側の生地を傷めにくくなります。
▼お腹でポールを固定しつつ、グロメットを引き寄せます。
▼最後にフライを掛けていきます。
▼インナーテントに付いているガイロープをフライの外側に出し、インナーテントとフライを連結します。
▼最後にペグや石でロープを固定すれば完成です。
▼参加者の皆さんにも、設営と撤収の練習を行っていただきました。
▼全員のテント設営が完了しました。
▼続いてfinetrackスタッフのお二人による野外調理実践。ジャークチキンと野菜スープをお作りいただきました。
▼野外調理は家での下準備が重要ということがわかりました。
▼どちらも美味しそうに出来上がりました!
▼そして今回のイベントは、ワイン・食品の輸入販売をしている株式会社トゥエンティーワンコミュニティ様より協賛いただき、今年9月に新発売されたワイン「グランピングワインズ」を試飲させていただきました。
「BBQとの相性抜群!誰もが楽しめる果実味たっぷりの味わい(オーガニック認証取得)」「大容量1.5リットル(通常ボトルワイン2本)のファミリーサイズ」「フレッシュな味わいを長期間キープ!ボトルと違い、ワインを注いでも空気が入らないから酸化しません」「クーラーボックスにも入れやすく、飲み終えたらクルクル丸められる省スペース設計」「専用カラビナ付きで、キャンプロープなどに吊るせて便利!」という特長を備えたアウトドアに適したワインです。
▼みんなでカンパーイ♪
▼野外調理で必須のバーナー。今回はEPI様にご協力いただき、バーナーや鍋を持っていない方向けにレンタルもさせていただきました。
▼昼から夜にかけて、みんなで食事とワインを楽しみながら、色々な話をしました。今回は関西からの参加者もいらっしゃいましたので、おすすめの山の情報交換などもでき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
▼2日目は天気予報通り、登山開始の時刻から雨が降っています。まだ暗い中、ヘッドライトを点けながら1時間程林道を歩きます。
▼だいぶ明るくなり、ヘッドライトを点けなくても辺りの様子がわかるようになりました。
▼林道歩きから樹林帯の登りになります。
▼この登山道はシャクナゲロードと呼ばれるほど、6月頃には一面シャクナゲの花が咲く人気コースです。
▼樹林帯を抜けるまであと少し。
▼金峰山小屋から上はハイマツ帯に変わり、登山道も岩場へと変わります。
▼幸い雨風共に弱く、過酷な状況にならずに済みました。
▼展望は諦めていましたが、時々雲の切れ間から近隣の山が見えました。
▼標高差1,000mを歩き切り、金峰山山頂(2,599m)に登頂!皆さん、よく頑張りました。
▼登頂後は、稜線上にある五丈岩まで歩きました。
▼キャンプ場へと下山します。
▼カラマツの紅葉がとても綺麗です。
▼キャンプ場に戻って、テントの撤収を行います。雨は止んでいたので、荷物をテントの外に出して撤収作業を進めることができました。
▼最後に解散式を行い、皆さんから講習後の感想をお聞きしました。
「雨の中の登山はウェアリングを見直すよいきっかけとなった」「雨の中でのテント泊という貴重な体験ができた」「雨の中だと室内でやることが多く、その際にカミナドームの頭上空間の高さがとても快適だった」など、様々なご意見をいただきました。
▼スタッフからもコメントをいただきました。
▼石島ガイドにとって下着の「ドライレイヤー」は必需品ということで、参加者の皆さんにも激推しされていました。
▼秋江ガイドはずっとカミナドームを愛用されているそうです。
▼最後はfinetrackスタッフのお二人に締めていただきました。
お二人が勤務するfinetrackの直営店「TOKYO BASE」では店舗やオンラインで様々なイベントを開催されているそうですので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今年のテント泊登山イベントはこれで終了となりますが、また来年も開催していきます。
ご興味のある方はぜひ来年ご参加ください。お待ちしております!
【協力】
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