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レポートReport

【山ガールカレッジ】<特別講座>富士山登山~プリンスルート~取材レポート

掲載日:

2017年08月14日

イベントレポート

7月29日(土)~30日(日)に開催いたしました、女性のための登山教室「山ガールカレッジ」『<特別講座>富士山登山~プリンスルート~』のレポートをお届けします。

7月29日(土)~30日(日)に開催いたしました、女性のための登山教室「山ガールカレッジ」『<特別講座>富士山登山~プリンスルート~』のレポートをお届けします。

日本最高峰[世界文化遺産]3,776 mの頂へ!日本人ならば一生に一度は登りたい富士山!雲の上の世界、日本のテッペンをみんなで目指します!
登山ルートは、静岡県側の富士宮ルートからスタートし、宝永火口から御殿場ルートに入る富士山の魅力満載の「プリンスルート」です。

参考コースタイム
【1日目/実働歩行時間 4~5時間】富士宮口五合目~宝永火口~山小屋 赤岩八号館(御殿場ルート)
【2日目/実働歩行時間 6~7時間】赤岩八号館~御殿場口頂上~剣が峰~御殿場口頂上~赤岩八号館~宝永山~富士宮口五合目

▼富士宮口五合目のレストハウス上で出発前の準備。メインガイドの古谷ガイドより高山病にならないための富士登山での歩き方をしっかりレクチャーしていただいてから出発です。

▼今回の富士山登山記録をとるため、スマートフォンとデータ通信を行う機能”Seiko Watch Link“を搭載し、セイコー独自の便利な機能「登山計画達成率」表示機能も加わった『Seiko Prospex Alpinist(SBEL003)』に、事前にアプリで富士山登山計画作成をして時計に同期させておきました。
※アプリにプリセットされている「山と渓谷社」監修の「日本百名山」おすすめルートから簡単に登山計画を作成できます。もちろん、カスタムも可能です。

▼現地のスタート地点に到着したら、ALTIという標高モードにして登山口となる富士宮口五合目の標高2400mを設定、その次に、事前に富士登山を登録した”PLAN-05-”を右上のボタン①で呼び出し、右下のボタン②を長押しして、”HOLD”が表示され”REC”という文字が点滅しはじめれば記録開始です。

▼ご希望の方にレンタル(無料)させていだきました、高度計付きの登山用腕時計『Seiko Prospex Alpinist(セイコー アルピニスト)』。こちらも、出発地点の標高を設定して、登山記録スタート!とっても簡単ですので、どなたにもできます!(登山記録は時計に蓄積されるタイプのモデル)
その他にも「気圧」「温度」「方位」の計測表示はもちろん、登山のペースを表す「登高スピード」表示や「消費エネルギー」表示機能を搭載している、山ガールネットでもオススメの登山用腕時計です。デザインやカラーもいろいろあります、ソーラー充電でタフな作りなので、登山はもちろん、キャンプやフェスなどアウトドアのあらゆるシーンでも活躍します!
※一部、レンタルしているもので販売終了しているモデルもございます。

▼富士山表口五合目は、標高は2,400m。

▼こちらのSEIKO様が装着されいてるモデルは、『SEIKO プロスペック LAND TRACER(ランドトレーサー)』。登山やアウトドアを存分に楽しみ、その感動を共有できる新しいコミュニケーションツールをコンセプトに開発されたアウトドア用ソーラーウオッチ。天気予報表示機能 / こよみ情報表示機能(日の出入 / 月の出入時刻や月齢、潮回りを表示)も搭載。

▼山小屋が建ち並ぶ賑やかな6合目に到着。出発時より雨が少しつよくなってきたのでレインウエア上下を着用し、ザックカバーを装着して出発します。

▼富士宮口六合目からプリンスルートへ分岐し、宝永火口に向かいます。

▼宝永火口 第一火口に到着。宝永火口は1707年の宝永大噴火で誕生した火口です。
晴れていると富士山の宝永火口と宝永山のダイナミックな景色が広がります。
ここから、砂礫の急登の一番きつい登り(宝永山 馬の背)が始まりますので、アミノ酸(アラニン+プロリン)5000mgと糖質40gを含んだ小容量のゼリー状エネルギー補給食品『アミノバイタル パーフェクトエネルギー』で栄養補給!後半まで途切れないパフォーマンスが期待できます!

▼1歩進むと足が潜って半歩戻るような状態でなかなか前に進まない砂礫の道。静かに足裏全体に体重をのせて一定のペースで進むことが大切。決して大股で地面を蹴るような歩き方をしてはいけません。体力を消耗してバテててしまいます。

▼富士山で見られる高山植物「オノエイタドリ」。
少ないとはいえ、富士山に育つ高山植物もあります。これらの花たちは、風や鳥によって種が運ばれてきたと考えられています。

▼宝永山 馬の背を登りきると、雨が更に強まります。残念ながら視界はゼロ。

▼標高が3,000mを超えました。深呼吸を心掛けながらゆっくりゆっくりと登っていきます。今回のルートは渋滞がないため、自分たちのペースでゆっくり歩けます。

▼途中に登山時にアミノ酸3600mg(BCAA+グルタミン、アルギニンなど)が含まれている「アミノバイタル プロ」を飲みます。すばやく体内に吸収され即効性が期待できるので、富士登山の行動食必携のスポーツサプリメントです。
[ 登山のためのおすすめアミノバイタル活用法とは? ]

▼砂走館(標高3,100m)で最後の休憩です。『Seiko Prospex Alpinist(セイコー アルピニスト)』で現在の標高を確認し、モチベーションアップ!あと標高差200mを登れば、宿泊する山小屋に到着します。アルピニストは、防水なので雨でも安心♪

▼右上に小さく見えている白い山小屋が、赤岩八号館です。あともう少し!富士登山では、呼吸を意識しながら息があがらないペースで歩き続けることがとても重要です。

▼毎年とても親切に迎えてくれる赤岩八号館(標高 3,300m)に到着。晴れていると、夜景と満天の星空が楽しめます。

▼気になるメニューはこんな感じ。500mlのペットボトルは1本500円です。トイレのみ利用する場合は300円かかります(宿泊の方は無料)。

▼夕食はカレーライス。うれしいおかわり自由です♪

▼2日目、午前1時起床、午前2時出発。霧の中、少し暖かい夜です。前日に、ご来光登山に必要な荷物は準備していますので、防寒防風対策でレインウエアの上下、手袋、帽子(耳が隠れるもの)、ヘッドランプを着用します。
Seiko Prospex Alpinist(SBEL003)』で、20mほど登ったところで登りの「登高スピード」をチェック。平均220m/hのゆっくりペースですがこれ以上、スピードが速くならないように心掛けながら登っています。
ご来光登山では、はやる気持ちで焦ってペースが上がってしまうことも少なくありません、そんな時「登高スピード」をチェックできるのでオーバーペースにならず歩くことできるので便利です。

▼御殿場ルートの頂上の鳥居。

▼本当の日本最高地点「剣ヶ峰」登頂を目指します。あいにく視界が悪く「剣ヶ峰」は見えませんが出発です。

▼残念ながら、「剣ヶ峰」に到着しましたがこの日はご来光は見られませんでした。それでも山頂は、たくさんの人々で賑わっています。

▼【参考】:過去、山ガールカレッジ富士登山で見ることができた山頂のからの様子。

▼日本のてっぺん、標高3,776m!

▼あいにくの天候ですが、日本一の登頂の感激もひとしおです。

▼高度計付きの登山用腕時計『Seiko Prospex Alpinist(セイコー アルピニスト)』で山頂での標高を確認し、登ってきた道のりを皆様それぞれに振り返ります♪

▼「剣ヶ峰」から下ろうとすると急に視界が開け、雲海が広がりました!あちこちから歓声が聞こえてきます。

▼富士山からの雲海と空♪

▼登ってきてよかったと、心から思える瞬間でした。

▼富士山の大きな火口もその姿を現しました!

▼15分もすると山頂付近は再び霧の中。今回の富士山ツアーを象徴する霧の中の記念写真となりました。

▼下山は、足元に気をつけながら、トレッキングポールでしっかりとバランスを取り、膝への負担を軽減しながら下ることがポイント。

▼赤岩八号館で温かい朝食(ごはん、目玉焼き、ハム、佃煮、漬物、梅干し、お味噌汁)

▼再び下山開始。下山前に登山時に大切なアミノ酸(BCAA+グルタミン、アルギニンなど)3600mgと8種類のビタミンが顆粒状で飲みやすくすばやく体内に摂取できる「アミノバイタル プロ」を飲みます。筋肉断裂(筋繊維)を修復してくれる即効性のあるスポーツサプリメントです。
[ 登山のためのおすすめアミノバイタル活用法とは? ]

▼振り返りると一瞬、富士山頂♪

▼途中から、お楽しみの砂走り体験!ゲイター、マスク、ネックゲイター、サングラスなどで砂対策をして準備万端!堆積した砂礫の下山道を跳ぶように走り降ります!

▼ちょっとした爽快感を味わえます!宝永山山頂手前まで、砂走りを楽しめます。

▼宝永山山頂(標高2,693m)

▼【参考】:晴れていると、宝永山からは雄大な富士裾野や山中湖が広がり、振り返るとダイナミックな富士山の絶景を眺めることができます。宝永山だけを日帰り登山で楽しまる方も多くいらっしゃいます。

▼富士宮口登山口まで全員無事に下山しました。出発までの空き時間で富士登山のおみやげを買いに売店へ。ちなみに、山ガールネット富士登山ツアーで一番人気は毎年”富士山アポロ”です。帰りは、富士山、箱根山が展望できる温泉で汗と砂埃を流して東京へ。

▼帰りのバスの中、高度計付きの登山用腕時計『Seiko Prospex Alpinist(セイコー アルピニスト)』で本日の富士山登山詳細を振り返ります♪
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【1日目 2017年7月29日(土)】
行動時間(休憩含む) 7時間02分、登りスピード平均243m/h、下りスピード平均266m/h、消費カロリー 1585kcal、累積標高差(登り 1204m・下り 340m)※体重+荷物 50kg設定
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富士登山では、普段の登山とはちがって登高スピードはかなりゆっくりめなことがわかります。

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【2日目 2017年7月30日(日)】
行動時間(休憩含む) 8時間53分、登りスピード平均192m/h、下りスピード平均454m/h、消費カロリー 1622kcal、累積標高差(登り 632m・下り 1546m)※体重+荷物 50kg設定
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御来光登山になると、登高スピードのペースが1日目よりさらに遅くなっています。逆に下りは早いのがわかります。

消費カロリーは2日間で約3207kcal分、ご当地のお食事やお酒を楽しまれてもいいですね。
登高スピードを意識してしっかりと深呼吸しながら歩けば、きっと富士山登頂に役立つこと間違いありません。

▼グラフを見てみても、上りは時間をかけてゆっくりと登っているのが一目瞭然です。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

▼9月からまた新たにスタートする山ガール・カレッジのカリキュラムはこちら▼
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